天然素材を使った、エコで抗菌効果の高いまな板
Rice Ware(ライスウェア)というブランドの「まな板」を試してみました。
一見すると普通のまな板…なのですが、見た目以上に素材・製法にこだわって作られていて、エコ意識の高いものでした。
実用面でいうと、とくに「抗菌効果」にすぐれているのが特徴です。
まな板の雑菌が気になる方、抗菌まな板を探している方にとって、候補の1つとしてチェックしておいてもいいかも(!)という商品です。
Rice Ware「お米のもみがらでつくったまな板」の特徴とレビュー
まな板の素材といえば、木製かプラスチック製、樹脂製をお使いの方が多いと思いますが、このまな板の主原料はなんと「お米のもみ殻」。
廃棄物である「もみ殻」を主原料(70%以上)としているため、ゴミの削減、野焼きの削減といった環境保全に貢献している上に、もみ殻そのものが持つ抗菌効果が製品に反映されています。
また、もみ殻自体が食べても有害性のない安全な素材なので、小さなお子さんがいる家庭でも安心して使えます。
このことから度々メディアでも話題となり、「NHK おはよう日本 まちかど情報室」(2017年7月12日放送)でも紹介されました。
▲ まな板表面のエンボス加工
▲ 裏面には4隅にすべり止めのシリコンゴムが付いています
抗菌効果の高さが魅力
食品がもっとも直に触れる機会が多いのがまな板。なので、より安全なものを使いたいし、抗菌効果はないよりあった方がいいですよね。
これまでは商品名に「抗菌」と付いていると、何となく手にとってしまうくらいで、どのくらいの効果かを確かめたりはしませんでしたが、ライスウェアのまな板はきちんと抗菌効果が検証され、証明されています。
下記の表を見ると、抗菌活性値が2.0以上あるということがわかりますね。
画像引用:http://riceware.shop/html/page7.html
さらに、これだけの効果があるのに、抗菌のための加工処理はしていないというのが驚き。
この作用は天然のもみ殻にもともと備わっている効果だそう。もみ殻は天然の抗菌素材というわけです。
とても硬い素材なので包丁傷がつきにくい
もみ殻の特性として、非常に高い硬度があるので、包丁による傷がつきにくいというメリットがあります。
まな板の雑菌は、包丁の傷あとから多く発生するといわれているので、そもそも傷がつきにくければ雑菌も繁殖しづらく衛生的です。
私は以前、抗菌加工のカッティングボードを購入したのですが、使っているとやはり傷が目立ってくるんですよね。
これだけ傷つくと、いくら抗菌加工してあるといっても、あまり衛生的ではないかも…。
それに比べると、ライスウェアのまな板はしっかりした硬さがあり、今のところ目立った包丁傷もありません。
食材を切るときの音が大きめ
素材の硬さゆえに、食材を切るときの音が大きく聞こえるときがあります。プラスチックまな板などと比べて甲高い音で、竹のまな板のような感じです。
私は使っているうちに慣れて気にならなくなりましたが、もし気になる場合は、まな板の下にふきんや吸水マットを敷くのがおすすめ。かなり音が軽減します。
画像引用:http://riceware.shop/html/page7.html
おわりに
ライスウェアの「お米のもみ殻でつくったまな板」をご紹介しました。
天然素材を使った、抗菌効果の高い、素朴なデザインのまな板です。
とりわけ使い勝手がいい!とかおしゃれ!とかではありませんが、同じ抗菌まな板を使うなら少しでも地球や環境にやさしいものを使いたい、という方に。
エコへの関心の高い方や、小さなお子さんがいる方へのギフトにも使えそうです。
この記事は商品の提供をうけて掲載しています。