おいしい無洗米「まばゆきひめ」を食べてみました|山形おきたま産ひとめぼれ
もうずいぶん前から、我が家では無洗米を使っています。
「米をとぐ手間がかからない」というただ1つの理由から無洗米を選んでいるのですが、とくにブランドにはこだわりなく、その時々でネットスーパーにある無洗米ラインナップの中から、適当なものを購入しています。
▲ 今うちにあるお米はこれでした
よくよく考えてみると、毎日食べるものなのに驚くほどこだわりがなかったな……。ちょっと探せばもっとおいしいお米があったのに!
と、気付かせてくれたのがこちらのお米。
土屋米穀店で作られた「まばゆきひめ」というお米(商品名)です。
全国トップクラスの米作りの適地「山形県おきたま地区」の「ひとめぼれ」を使用していて、「サイカ式精米法」という特殊技術で精米しているのが特長の無洗米です。
無洗米「まばゆきひめ」を炊いて食べてみた感想
「まばゆきひめ」を炊くときは、ほかの無洗米と同様に、水加減を多くするかお米の量を少なくする必要があります。
今回は付属されていた専用カップで計りました。(無洗米用の計量カップなら何でもOK)専用カップで計れば、通常より約10%少ない1合になります。
水の量は、炊飯器(内釜)の精米の目盛りどおりでOK。水に浸けておく時間はしっかり「1時間」あると本来の味が引き出せるそうです。(私は時間がないときはそれより短くすることもあります)
炊き上がったお米は、いつも炊いているものよりも、心なしかふっくらとしていてツヤツヤです。
早速食べてみたところ、評判どおりのおいしさ!いちばん感じたのは、普段食べているお米よりも「甘み(旨み?)」がしっかりしていること。
お米のわずかな味の違いが私にわかるのか心配でしたが、ここまで明らかに違うとわかります。わかってよかった(笑)
さらに水分を多く含んでいるような食感でした。水分が多いといってもべちゃっとしているのではなく、もっちりと粘り気があるイメージです。
一緒に食べた夫も「甘みが強くておいしい」との感想。
後日、お弁当に入っているご飯もいつもより味がよかったと聞き、冷めてもおいしいと書いてあったのは本当だったんだな、と嬉しくなりました。
「まばゆきひめ」はどんなお米?おいしさの理由
「まばゆきひめ」がほかの無洗米と違うのは、「サイカ式精米法」という新しい精米技術を使っているところです。
「サイカ式精米法」を使うと、従来の精米方法ではヌカといっしょに取り除かれてしまっていた「亜糊粉層(あこふんそう)」を残したまま精米することができます。
この「亜糊粉層」には甘みや旨味成分がつまっており、さらに高い栄養成分も含まれているため、味わい深くおいしいご飯ができ上がるだけでなく、栄養価も高くなるそうです。(通常のお米より、食物繊維、ビタミンB1、B6、Eが多く含まれます)
また、「亜糊粉層」が水をたくさん吸収するため、少ないお米でも大きく膨らみます。従来の精米よりも炊き増えするため、同じ量のお米を食べても約10%摂取カロリーを減らすことができるそうです。
「まばゆきひめ」のおすすめなところ
以上をふまえて、わかりやすく「まばゆきひめ」の特長をまとめると…
- 普通の無洗米よりおいしい!
- 栄養バランスがアップする
- カロリーが抑えられる
通常の精米では取り除かれていたお米の層「亜糊粉層」が残っているだけで、こんなにメリットがありました。
水分が多く含まれているので、パサつきがちな無洗米がしっとり炊き上がります。
どちらかというともっちり粘度のあるお米なので、あっさりさらっとした風味が好きな方だとちょっと好みと違うかもしれません。
ですが、甘みや旨みがしっかり感じられるこのおいしさは、きっと私だけでなく多くの方が気に入るはずです。
おわりに
無洗米は手間が省ける分、味や栄養はそれなり…というイメージがありましたが、「まばゆきひめ」は無洗米なのに味もおいしく栄養もそこなわない、三拍子そろったお米でした。
私が普段購入しているお米より価格はやや高いですが、その価格差も気にならないくらい満足度が高かったです。
ストック分のお米がなくなったら「まばゆきひめ」に乗り換えよう…!と本気で思案中。
1kgのお試しサイズもあるようなので、気になった方はぜひ。(コスパ的には2kgを試してもよさそうです)
この記事は商品の提供をうけて掲載しています。